行政書士鈴木コンサルタント事務所

高崎の行政書士が教える。建設業許可の申請に必要な手続きとは

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高崎の行政書士が教える。建設業許可の申請に必要な手続きとは

高崎の行政書士が教える。建設業許可の申請に必要な手続きとは

2024/02/08

建設業を営むには、建設業許可を得る必要があります。しかし、建設業許可の申請手続きには複雑な手順が含まれており、正確な申請書類の準備が必要です。そこで、本記事では行政書士が建設業許可の申請に必要な手続きについて詳しく解説します。建設業を始めたい方は必見です。

建設業許可とは?

建設業を行うには、建設業許可が必要です。元請で施行する工事が500万円を超えることがないという、下請専門や小規模建設業者には、必ずしも必要ない場合もありますが、現在においてはコンプライアンスの観点から、元請事業者が下請に建設業許可を求める場合も多くなってきました。小規模事業者の方も将来や業務拡大も視野に入れて、建設業許可を取得していきましょう。この許可は建設業法に基づいて、行政手続きによって取得できます。建設業許可を取得することで、建物や道路などの公共工事の請負や建築物の建設など、建設業に関連する業務を行うことができます。特に公共工事の場合は建設業許可を取得していないと受注することができません。取得するのに費用はかかりますが、事業拡張の投資として考えましょう。
行政書士は、建設業許可を取得するための書類の作成や提出、審査の進行状況の確認、対応などをサポートしていきます。建設業許可取得に関しては行政書士が唯一の専門家です。建設業は、安全性や品質などが求められるため、厳しい規制があります。建設業許可を取得することは、その規制に適合する能力や信頼性が認められた証明となります。行政書士に相談して、建設業許可の取得について正確で迅速なサポートを受けることが重要です。

建設業許可に必要な手続きとは?

建設業を行うには、法律に基づく建設業の許可が必要です。建設業許可は、建設業法に基づき、その業務内容に応じた種別と地域を指定された許可です。地域というのは、例えば群馬県内のみに営業所を置く場合は、群馬県知事の許可になります。複数の都道府県に本社や営業所を置く場合は、都道府県知事ではなく、国土交通大臣の許可が必要になります。
建設業許可を取得するには、行政書士が必要な手続きをサポートします。具体的には、所定の必要少尉の取得や申請書類の作成、調査、手続き、提出などを行い、許可の取得まで一連の手続きを代行していきます。また、建設業許可を取得するにあたっては、建設業者名簿への登録なども必要となります。行政書士が業務に必要な書類の作成や手続き、提出まで一貫してサポートしますので、許可を取得することがスムーズに行うことができます。建設業を開始するためには、建設業許可の取得は欠かせない手続きとなっています。

法人の場合の注意点とは?

建設業許可は個人事業主でも許可を受けることができます。法人とは、会社や団体のことを指します。法人は個人とは異なり、特別な法的地位を持ち、収益を上げることができます。法人の場合は必ず社会保険の適用を受けている必要があります。以前は社会保険適用事務所でなくても許可を受けることが出来ましたが、社会の要請を受けて従業員の雇用状況の改善が必須となり、法律が改定されました。個人事業主でも従業員を一定人数以上雇っている場合は社会保険の適用事務所であることが必須になります。
さらに、法人は特に法令遵守が求められます。会社法や労働法などに適合しない場合、承認や契約の締結ができなくなるため、しっかりとした法務チェックが必要です。 また、取引先や顧客に対する責任も大きく、失敗や損害が発生した場合は、個人以上に責任を負うことになります。 法人が建設業許可を申請する際には、法律遵守については重い認識が必要になります。法律に違反した場合は、許可が取り消されることもあります。行政書士に相談することで、手続きや適切な法令・税務対策などについてアドバイスを受けることができます。

建設業許可の申請期限はいつまで?

建設業許可は、建設業者が建築、土木、設備工事などの業務を行うために必要な許可です。建設業者は、必要な申請書類を提出し、都道府県または市町村役場から許可を受ける必要があります。建設業新規許可の申請期限は、地域によって異なりますが、一般的には特定の期限は設けていない行政が多いです。また、役員や技術者、営業所の場所など、申請書類に記載されていた内容が変更になった場合は、所定期間内に提出する義務があります。それと決算期ごとに提出が義務づけられている決算変更届は、基本的には決算から4ヶ月以内に提出することとされています。これらについては遅れた場合の対処方法はありますが、5年ごとの建設業許可の更新の際は、過去5年間の決算変更届が提出されていないと、変更申請自体をすることができません。また許可更新期限を1日でも過ぎてしまうと、許可の更新自体をすることができず、改めて新規で許可申請をすることとなってしまいます。
審査期間は知事許可で2ヶ月程度かかりますので、書類作成期間を考慮して、行政書士に依頼してから3ヶ月程度が目処とされます。特に更新期限が迫っている年度は、期限の3ヶ月前には申請書を提出できる段取りを取っておきましょう。行政書士は、建設業許可の申請書類の作成や提出を代行することができる専門家です。また、建設業者が必要な手続きや法令に関するアドバイスを提供することもできます。建設業許可の申請期限を過ぎてしまった場合は、建設業者は業務を行うことができず、業務停止処分や罰則の対象となる可能性があります。重要な期限には十分な注意が必要です。

行政書士に相談すべきポイントとは?

行政に関する手続きは、素人が自分で進めるには、難解で煩雑であり、誤りがあると書類不正や手続き不備といった不正行為にもつながります。そのため、行政書士に相談することが必要です。行政書士に相談する際のポイントは、相談料金、信頼性、専門性の3つが重要です。相談料金は、行政書士の事務所によって異なりますので、事前に確認する必要があります。安ければよいというものではありませんので、きちんと確認しましょう。信頼性は、行政書士が登録している行政書士会が適格と認めた行政書士を選ぶことが大切です。専門性は、行政書士の持つ知識・経験を確認し、この手続きはお任せできるか?を確かめることも大切です。信頼性と専門性について、口コミや評判でも確認しておくことをおすすめします。行政書士に相談することで、手続きの正確性やスムーズな進め方が保証される上、トラブル回避にもつながります。

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